ここでは、リースを利用することのメリットとデメリットについて説明します。
特に、通常の設備投資の方法として考えられる購入と比べて、どのようなところがメリット、デメリットとなるのか比較します。
リースのメリット
企業がリースを選ぶ一番のメリットは初期投資金額の軽減だといわれています。
新しい事業を始めようとするときに、その事業に必要な設備をすべて購入という形で賄おうとすると、購入の時点で会社の資金が一気に出てしまうことになります。
しかし、リース契約を選択すると、会社の資金が一度に出ることはありません。
リース会社に月ごとに使用料を支払う必要はありますが、購入とは違い資金が一度に無くなることはありませんので、使用料を支払いながら、ほかの事業を進めることもできます。
初期の設備投資の費用が抑えられることが、リースを選択する大きなメリットだといえます。