リースを選ぶメリット・デメリット


ここでは、リースを利用することのメリットとデメリットについて説明します。

特に、通常の設備投資の方法として考えられる購入と比べて、どのようなところがメリット、デメリットとなるのか比較します。

リースのメリット

企業がリースを選ぶ一番のメリットは初期投資金額の軽減だといわれています。

新しい事業を始めようとするときに、その事業に必要な設備をすべて購入という形で賄おうとすると、購入の時点で会社の資金が一気に出てしまうことになります。

しかし、リース契約を選択すると、会社の資金が一度に出ることはありません。

リース会社に月ごとに使用料を支払う必要はありますが、購入とは違い資金が一度に無くなることはありませんので、使用料を支払いながら、ほかの事業を進めることもできます。

初期の設備投資の費用が抑えられることが、リースを選択する大きなメリットだといえます。

リースのデメリット

リース会社所有のものよりも、自己所有した方が安心ということもあります。

製造業の事業にかかわる設備の場合、何かの拍子に機器が壊れてしまうこともあります。

その機器を使う頻度が高く、事業の中でも大切な役割をその機器がこなしている場合には、その可能性が高くなります。

契約期間中に何度も、修理依頼をリース会社を通してするのは面倒だし、すぐに使えるような状態にしなければいけないのに、その時間がもったいない、という理由でリースよりも購入を選ぶこともあります。

リースのデメリットといえるでしょう。

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