メーカー・卸売会社が通常の商品販売に加えて、リースをサービスに取り入れているのには理由があります。
その一つが、商品を購入する前に、商品を使ってもらえるということです。
これは、メーカー・卸売会社だけではなく、ユーザーにもメリットがあることです。
いわば、お試しの期間が生じるわけです。
お試し使用
販売会社が通常の商品販売とリースを並行して行っている場合、ユーザーは使ってみて購入を検討する期間を与えられるのです。
新規事業に必要になった機器を購入するかどうしようか検討しているときに、リース契約をするをすることによって、あらかじめその機器の使用感を確かめることができるのです。
新規事業にどうしても必要な機器だとしても、本当に使ってみたらどうなのかは、いくら営業担当者から説明されてもわからないものかもしれません。
そんな時に、販売会社がリース取引も行っていると、契約期間中に物品の使用感を実感することができるのです。
車の購入を検討するときの試乗と似ています。
リースの契約期間中に使用感を気に入ったならば、その物品を購入するのもいいいでしょう。
また、購入しないまでも、気に入った物品を必要な時だけリースすればいいのではないでしょうか。
販売店がリース取引をしていると、販売店側には販売促進になるだけではなく、ユーザーもお試し使用ができるという利点があります。