昨今、会社のほとんどの設備をリース契約によって賄うことができるといっても、過言ではないでしょう。
社用車、パソコン、コピー機、ソフトウェアなど、使用目的や使用頻度はまちまちです。
欧米では以前から浸透しているインテリア・リースですが、日本でも大いに普及する可能性があるのではないでしょうか。
廃棄処分の費用や手間を削減
オフィス家具を一からすべて購入するには、資金面で負担が大きくなります。
その他、リース契約を結んだ家具を使用すると、契約期間が切れた後の家具の処分に困ることがありません。
通常、自分で購入した家具を廃棄処分しようとすると、多くの手間と時間がかかってしまいます。
家具の廃棄とかかわるのが、廃棄物処理法です。
これは、一般家庭からの廃棄物と事業所からの廃棄物は分けて処理責任を課しています。
オフィス家具は産業廃棄物という分類ですが、自分で処理するか、処理業者に業務委託しなくてはなりません。
ですが、リース取引の家具だと、契約期間が切れた家具はリース会社の責任の下、処理されます。
そのため、廃棄するときにかかるお金と手間を抑えることができるのです。
ベンチャー企業のオフィス開設にも
オフィス開設には、電話やインターネット環境といった設備投資をする必要があるほか、ある程度の社員がいる場合には、経営者は社内環境の整備にも気を配らなくてはなりません。
しかし、ベンチャー企業で、会社を設立してそれほど間がない状態だとしたら、家具にそれほど多くの資金をつぎ込むわけにはいきません。
そのため、購入だけでなく、リース取引を積極的に使うなどして、限りある資金を有効に使うようにしましょう。