リースに出される設備には機器の寿命であったり契約期限があります。
そういったものはリース会社に戻されリース会社の責任で処分をすることになります。
ただ棄てればいいというわけではなく、家庭ごみの分別のように廃棄物処理法の定めに従って処分する必要があります。
廃棄物処理法
廃棄物処理法によると、廃棄物を排出する事業者が責任をもって処理するものとされています。
例えばパソコンを棄てるときは「産業廃棄物」のなかの廃プラスチックや金属くずの混合廃棄物として処理しなければいけません。
自動車リサイクル法
自動車リースに関しては、自動車リサイクル法に従います。
この場合、リース会社が自動車の所有者となっているので、リサイクル料金などの預託義務や使用済み自動車の引渡し義務をリース会社が負うことになります。
家電リサイクル法
家電リサイクル法は、家電製品の小売業者がメーカーに対して収集とリサイクルを義務づけているものです。
リース会社が家電製品をリースし、リース期間終了後にユーザーから返還を受けて廃棄する場合は、リース会社が排出者としてリサイクル費用を負担することになります。